先週金曜日あたりから風邪をひき、
一週間運動はせずに、じっと回復を待っていました。
土曜日。
このまま無為に週末が終えるのかと思うと
何のために一週間じっと仕事に耐えて平日をやり過ごしたのかと思ってしまうのです。
夕方、天気は悪く雨が降っているが、市民プールに向かいました。
プールは久しぶり。
そこにある血圧計でプールの前後に血圧を測るのが儀式の一つ。
プール前の血圧:上119/下82/脈拍54
プール後の血圧:上113/下70/脈拍101
運動前も運動後も完全に正常範囲に入りました。
飲酒をしていたころは、血圧も高く全体的なカラダの調子が悪かったです。
その頃の血圧の記録がないのが公開されますが、断酒直後の昨年7月頃の数字はこんな感じでした。
・平常時:上139/下89/脈拍94
・平常時:上148/下81/脈拍71
注目すべきは脈拍かなと思います。
70~95の平常時脈拍は、やはり早すぎのような気がします。
プール直後で101なので、脈拍94ってのはプールで泳いだあととさほど変わりません。
それだと、ふだんから疲れるはずです。
プールに入る前の脈拍が54というのは、正直自分でもビックリでした。
ココロが落ち着いているのが脈拍にも表れるかと思いました。
低すぎるのかもしれませんが、なんとなくココロ状態に比例しているようにも思います。
ガッテンでも紹介された鼻呼吸の秘密
毎朝、ヨガの太陽礼拝をやってカラダを動かすことを日課にしようとしていますが、仕事で夜遅い日の次の朝はなかなかできなかったりして、毎日は続けられずにいます。
しかし、ヨガの呼吸法だけは行うようにしています。
忙しい朝でも10分もあればできます。
呼吸法で全身に酸素をいきわたらせるイメージで、気分良く一日をスタートさせられます。
そのひとつに、ココロが落ち着くという要素もあります。
ゆっくり深い呼吸をすることで、気分が落ち着いてきます。
不随意筋の代表である心臓もゆっくりパワフルに動くような気分になります。
2018年4月11日(水)放送のガッテン「肺ストレッチで体が変わる!呼吸コントロールSP」の放送終了直前の情報では「鼻呼吸」の効果を科学的に解明しようとしていました。
口で呼吸する場合と鼻で呼吸する場合とを比較調査し、一酸化窒素の量の変化を比較。
その結果、鼻呼吸の方が優位に一酸化窒素の量が増えていた。鼻とその周りの副鼻腔(ふくびくう)ではたくさんの一酸化窒素が作られています。
一酸化窒素は血管を拡張させる働きがあり、、血管の筋肉に作用して血管の空洞を広げます。
一酸化窒素は血液の流れを良くし、血液循環の調節に大きな役割をしているのです。鼻呼吸により血液中の一酸化窒素が増え、全身に行きわたることで、血圧の上昇を抑えつつ毛細血管の拡張を促して全身にエネルギーを運ぶことになるのです。
鼻歌を歌うことも、一酸化窒素増加に効果がありました。
鼻呼吸により全身隅々まで酸素が送られる。
ヨガ的に言うならば、プラーナも行き渡る。
鼻呼吸をすることで血管を拡張させる働きがある「一酸化窒素」が全身に送られることにより血圧上昇も抑えられるのです。
鼻うがいと水泳の呼吸の秘密
もうひとつ。
最近はじめたのは、鼻うがい。
ヨガ的には鼻洗浄。
ヨガの先生から薦められいたけど、鼻がつーんってなりそうでためらっていました。
「ぬるま湯で塩水にすれば大丈夫」と職場の先輩からも薦められて勇気を出してやってみることにしました。
たしかに大丈夫でした。
最初は怖いけど、やってみると気持ちイイ。
考えてみれば、鼻水も塩味なので、それと同じ塩水ならツーンとは来ないのだろう。
ただ、鼻はつまっているようで、なかなか反対側からぬるま湯を出せずにいます。
三日目くらいになんとか、ぬるま湯の流れるコースが分かってきました。
もの右から左はいけるけど、逆はまだルートが開通していません。
どうなっているのやら、ワタシの鼻は。
水泳も鼻を使って呼吸をします。
水に顔を付けているときに、鼻から息を吐き出します。
息継ぎをするときは、水面スレスレに口を出して「パッ」と吐き出すようにして息を吸います。
また、水面下で鼻から息を「ウーン」と吐き出します。
この「ウーン」。
鼻歌に似ているのです。
「ウーン」と水の中ではない場所でやってみると分かります。
鼻歌と同じ響きを鼻腔に感じませんか?
これ、やっぱり利にかなっていると思います。
水泳は全身運動です。
全身にパワーを伝える必要があります。
全身に酸素を行きわたる必要があります。
そのために、鼻歌の原理で副鼻腔に一酸化窒素を充満させて全身の毛細血管を拡張させ、全身にパワーを伝えるのです。
むしろ、水泳選手は毎日水泳で鼻うがいをしているのか!!??
そんな水泳が体に悪いはずがありません。
スイマーが健康である理由が分かったように思います。