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散漫ライフ

やり直しの英語

無料で手軽に100万語の英語多読を達成する方法

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英語の多読の本は見つけるのがたいへん

多読の世界では「Graded Reader」なるものが入門書として位置付けられているようです。
その中身は英語を学ぶ外国人向けに古典的な作品をやさしく書き直したものです。
語数も制限されているので、お勉強しやすいそうです。

実際に書店で手に取ってみてみます。
しかし、どうも購入意欲が湧いてきません。

いかにも「お勉強」という感じがして、そそりません。

なんか、つまらなそうなのです。

しかも、薄くて高い。

これまで手当たり次第に英語の絵本を図書館で借りて来ました。
絵本の選び方は「パッと開いてみて語数が自分にあっているか」で選びます。
貸し出しMAXまで選ぶのに5分もかかりません。
語数が多すぎるものは避け、少なすぎるものも避けます。
ほどよい語数のものを選びます。

絵本で泣きそうになった

そんな選び方をしている中で、朝から泣きそうなぐらい感動した絵本に出会った。

これは日本語版もあるようで、ツイッターの先輩がこの絵本を持っているとのことでした。
たまたま手に取った絵本が、名作だったのです。

「BADGER'S PARTING GIFTS」

あらすじはここには書きません。
もうとにかく読んで欲しいです。
英語で感動してほしいです。

図書館に感動する本がありました。

それもそうです。

図書館にある本は「優れた本」が厳選されておいてあるのです。

少し多読のコツがわかったような気がしました。

名作の感動。

本には感動があります。

「名作に英語の本で巡り合う」
「良い本を英語で読みたい」
「もっと楽しい本はないか」
「次の楽しい本はどこにあるだろうか」

そんな風に思いが巡ります。
やはり、楽しいから多読を続けられるのです。

「Graded Reader」のイマイチなところ

多読に挑戦するきっかけになった本である「快読100万語!ペーパーバックへの道 」では、Graded Readerのような本がいくつも紹介されていました。

Graded Readerを批判するわけではありませんが、Graded Readerには感動があるとはどうしても思えません。

なぜなら「書き直しているから」です。

宮沢賢治自身が書き直しているなら読みたいです。
英語の原書を村上春樹が書き直しているなら読みたいです。

Graded Readerはどこのだれか知らないオッサンが書き直しているのです。(たぶん)

それを、たくさん、10万語、20万語、50万語、100万語と読まなくてはいけないのは、苦痛です。
修行というより拷問です。

「英語の名作原書を生の英語で読む」

「英語の名作原書を生の英語で読む」

これが多読の本来の醍醐味だと思います。
「快読100万語!ペーパーバックへの道 」でも最終的にはネイティブ向けのペーパーバックを読もうということなのですが、
そこへいたるまでの道のりが、「誰だか知らんオッサンの英語を黙々と読め」ということだったので、これでは続かない人がおおいのだろうなあと感じていました。

そんな風に感じながら、図書館をウロツイテいると、不思議ですが、本との出会いがあるものです。

英語で本を読む楽しみのひとつは、原作者がネイティブスピーカー向けに書いたそのままの語で読むことではないでしょうか。
そこで、ここではリライトされた本やネイティブ以外の読者を想定した本ではないオリジナルの本を、レベルごとに10冊ずつあげてみました。

「英語は多読が一番」P.137 ちくまプリマー新書 クリストファー・ベルトン著

そうそうそうなんだよ!

思わず読みながらうなずいてしまいました。
読書にはこういう共感できる本に出合うために読んでいるといっても良いかもしれません。
ふだんの生活ではクリストファー・ベルトンさんに会って話をする機会などはきっとありません。
しかし、読書であればこうして貴重な英語の読書のコツを教えてもらうことができるのです。

図書館の絵本を手当たり次第に読んでいると、いつかは読む絵本がなくなります。

「絵本ならハズレ絵本でもいいけど、もう少し長い物語でハズレだとツライよなあ」
「次は何を読もうかなあ」

そんな風に考えていたちょうどそのとき、この一節に出会ったのです。

さっそく紹介されている本のうち、レベル1から読んでみようと図書館で探してみます。
レベル1で最初に紹介されているのは「Amelia Bedelia 4 Mayor」でした。

しかし、近所の図書館には置いていませんでした。

うむー。困った。

都内の大型書店に行ってみます。

しかし、Graded Reader系のお勉強用図書は一つのコーナーにまとめられていますが、
「Amelia Bedelia 4 Mayor」がどのあたりにあるのかも分かりません。

うむー。

困った時のあーまーぞーんー!

ペーパーバック¥759円也

くーーーーーーーー

高い。

どうせ読み捨てなのに。
高い。
高すぎる。

やはり。
これが多読の壁なのか。

ちなみに「Amelia Bedelia 4 Mayor」は総語数は1,384語程度です。
その本が、¥759円也ということは、1語あたり@1.82円也です。
つまり、このレベルの本で100万語読もうとすると単純計算で182万円必要になるわけです。

みんな本の値段の高さに負けて挫折していくのか。

くーーーーーーー。

「これ以上、英語の習得にお金はかけない。」

これが私のひとつのテーマです。

なぜなら、中学高校大学と数々の参考書を買ってきたり、数々の英語習得法に手を出してきた過去。
お金をいくらかけたのか分かりませんが、お金をかけてきた割には英語ができません。
しゃべれません。

だから、今更お金をつぎ込んでも無駄に終わることは目に見えています。

しかも、ネイティブ小学生レベルの本を買うくらいなら、うまいスイカを一個買った方が幸せだ。

なんとか、図書館で読めないのか。

リクエストでもするか。

でも、時間かかるよな。

オンライン図書館ってないのかな。

瞬時にアクセスできてすぐに無料で読めるみたいな。

ん。

お。

おおおおおー!

ありました。

オンライン図書館。

しかも、英語!!

無料で100万語読むなら「OPEN LIBRARY」でしょ

「OPEN LIBRARY」なるものがあります。
https://openlibrary.org/help/faq/about#what

Our goal is to provide a page on the web for every book ever published.

「オレたちの使命はこれまでに世に出たすべての本をウェブにアップしてやることだぜ!」

おおおおおー!すごいぞ、コレ!
しかも、非営利プロジェクトだ。

ワタシはこのプロジェクトを「本という英知を貧困を理由にせずに全ての人類でシェアする」と理解しました。

  • 英語を勉強したい人が「無料で勉強できる」
  • 世界の知識や知恵を知りたい人が等しく「無料でその英知にアクセスできる」
  • 知りたいという人間の持つ本質的な「知」への探求のためのアーカイブ

こういう世界があるんだなあ。
良い時代になったよ。(感涙)

すごいぞOPEN らいぼらりー

https://openlibrary.org/

さっそく、「Amelia Bedelia」を調べてみます。

おおおおおー!

ある。ある。

いっぱいある!!!!

「Borrow」ボタンは、貸し出し可能な本。
「Join Waitlist」で、順番待ちに並べる。

まさに、図書館です。

もちろん無料!
メールアドレス登録でその場で読み始められます!

貸し出しは2週間可能。

絵本だと即日返すことになりますが、いずれペーパーバックを読むときには2週間借りる必要がありそうです。

スマホからも見れますが、webが使いやすいので、大きい画面のパソコンかiPadが良いですよ。

パソコンなら職場のPCからでも閲覧できるよねえ(ハハハ)

これで、無料で100万語の土台ができましたよ。

もうね、読まない理由が見当たらない。

読もう!
読もう!

  • この記事を書いた人

バード風見

ヨワイアラフォーを越えたabove40 アバフォーおじさん。 何でもやってみないと気がすまず、あっちフラフラこっちフラフラと散漫な日々。 一生の趣味を見つけるべく今日も全力妄想中。 健康で文化的な最低限の人間生活と健康なカラダを取り戻すために 断酒、はじめました (。・_・。)ノ

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