パック入りミネラルウォーターからブリタへ
今までペットボトルのミネラルウォーターを飲んでいた。
でも、ペットボトルのゴミが多くなってしまうのです。
しかもペットボトルのゴミ回収日が少なくていつも山のようなゴミ出しになってしまう。
水を飲むために買っているのか、
ペットボトルを捨てるために買っているのか、
分からなくなってしまうほど。
そんな時に見つけたブリタ。
水道水を手軽に浄化できる。
ペットボトルのゴミも出ないということでエコにもなる。
しかも一リットル当たり７円と節約にもなる。
こんな宣伝文句にすっかり共感して即購入。
うまい！うまい！と言って飲んでいたブリタ。
うまいブリタを飲みながら、
新春恒例の芸能人格付けチェック眺めていた。
YOSHIKIさまがワインの飲み比べを当てガクトさまが連勝記録を次々と更新していく。
「格付けチェックやってみたいなあ」
「でも今は酒は辞めてるからワインは無理」
「肉も高いしなあ」
なんて言っていた。
そうだ！水を飲み比べてみようか。
湧き水を汲んでみた
年末に宿泊した箱根。
その近所に湧き水があった。
場所は箱根の太平台。
「仙元の泉」
「仙元の泉」は、豊臣秀吉が茶の湯に使用していた水らしい。
「水神山の水」とも「長寿の水」とも「長寿の岩間の水」とも呼ばれいるらしい。
町営の駐車場の脇にこじんまりとあるミニ公園のその奥。
こじんまりと竹筒から水が流れ出している。
石の水瓶にたまった水がきれいだ。
正月早々で他に人は誰もいない。
年始の冷え込みの中、買ったばかりのポリタンクを取り出してくる。
20リットルのポリタンクに並々と水を詰め込んだ。
天然水。
天然の湧き水。
天然のミネラルウォーターである。
さっそく、宿に帰って飲んでみる。
うまい！
うまいぞ！
断酒を初めてまもなく２００日。
最近、味覚が戻ってきたように感じてる。
舌の感覚が冴えて敏感になってきているようだ。
気のせいかもしれないが、そんな気がする。
あらゆるものがおいしく感じる。
最近美味しかったのは、初めて入った定食屋のサーモン。
最近不味かったのは、忘年会の冷めたフォアグラ。
仙元の泉はうまかった。
もう、ゴクゴク飲めてしまう。
スーッと喉を通って体に染み込む感じ。
何杯でも飲めてしまう。
何杯でも飲んでしまい、２日で２０リットルが空になった。
ブリタと天然水の飲み比べ
しばし天然水のミネラルウォーターを堪能ていた。
忘れかけていた飲み比べに挑戦しなければならない。
すでに箱根から帰宅していたので、自宅の水道水を濾過したブリタと
残りわずかとなっている仙元の泉のミネラル天然水との対決。
自分で水を取り分けたのでは正解が分かってしまう。
我が家の奥様に見えないところでそれぞれ茶碗に汲んでもらう。
どっちがブリタでどっちが湧き水か分からない状態にしたうえでの飲み比べ。
お？
おお。
こっちは？
お？
おお。
正直、違いが分からない。
味の違いはほとんど感じられない。
つまり、ブリタの水道水のろ過能力は「天然の湧き水レベル」という驚きの結果である。
すごいな、ブリタ。
そう思いつつ、どちらが湧き水であるのか、どちらが仙元の泉の天然水であるのかを当てなければいけない。
両社にはほとんど味に違いはないのだが、舌触りと喉触りに微妙な違いがある。
違いというか、無理に見極めるとするならそのくらいの違い。
微妙なわずかの違い。
舌触りはまろやかで軽やか。
喉触りはスーッと染み渡る感じ。
こっちかな？
恐る恐る選択してみる。
正解。
天然水である。
選手交代。
奥様の飲み比べタイム。
やはり、味にほとんど違いはないという。
どちらかを格付けチェック風に選択する。
そして、Aの部屋に入った。
ちなみに、Aの部屋はトイレ。
Bの部屋はお風呂場である。
浜ちゃんのようにガチャガチャと扉をやってから
正解のAの部屋（トイレ）を開ける。
いました。
奥様。
満面の笑み。
正解です。
天然のミネラルウォーターである湧き水は、やっぱりカラダが欲するうまさ。
一方のブリタも負けてはいない浄化能力とろ過能力があることが分かった。
ああ。仙元の泉の在庫がもうすぐなくなる。。。
