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散漫ライフ

まさかランニングなんてはじめるとは

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ランニングをはじめようと思い立ちました。

突然気まぐれに思い立つものです。
なんとなく自然の流れではあるのかもですが、
もっとも苦手なランニングを自ら始めようとは思いもしませんでした。

海で遊んでいるとどうしても体力の不足を感じます。
風にあたるだけで風邪を引く。
波に揉まれてはへとへとになる。
もう少し遊んでいたくてもカラダが動かん。

やっぱり体力だなあ
体力つけないと、遊べもしない。
年齢を重ねるごとに日々体力は減少していく。
先週楽々動けていたのに、今週は同じことをしてもきつかったりする。

これは、マズいでしょ。

でも、ランニングは最も嫌いで苦手な種目。

部活でも、練習前に走るよりすぐにでも試合形式で練習がしたかった。
ランニングはつまらなくて辛いだけ。

しかも、年を重ねるとケガが怖い。
腰はもともと弱いし、膝も登山で痛めたこともある。

この年でランニングをはじめるには慎重にならざるを得ない。
ランニングで転倒してケガで動けなくなって遊べなくなるなんて、本末転倒である。

さっそく、いろいろ調べるのでありました。

こんな感じで良さそうな本をアマゾンの中古で取り寄せます。

実は、筋トレも、ランニングと同じ理由で嫌いで苦手な種目でしたが、
筋トレの本を何冊も読んでみると最近の研究の成果がこれまでの根性論とは違うことが分かりました。
ひたすら毎日腹筋をする必要はなく、むしろ、休むことが大切という目から鱗状態。
しかも、おじさんでも筋肉を付けけることが可能などと分かり、
筋トレを試してみることになったのです。

20年以上前の部活指導は、ほんと超テキトーであることが判明。
理論的にトレーニングすることで、効率よく筋トレができるの時代なのである。

ランニングも筋トレと同じなのではないかと思い、調べてみると、やはり、読みどおりでした。

特に、Qちゃんの監督で有名な小出監督の理論は分かりやすくて納得しました。
ほんとはただのオモロイおっちゃんと思っていたのですが、
この本を読んで「さすが監督!」と見直しました。

小出監督方式では、週に3日から4日のランニングで良いことになっています。

そう、筋トレを毎日やってランニングを毎日やらされていた部活とは全く理論が違うのです。
毎日走っていても無駄なことをしていては進歩はない、とのことです。

  • 平日は20分程度を1日か2日
  • 土日を使って足に負荷をかけて鍛える
  • その他の日は、お休み

これなら、できそうではありませんか!

しかも、20分走は疲労を抜くことが目的なので、ゆっくりで良いのです。
がむしゃらにガンガン追い詰めて走る必要はないのです。

なにしろ、ランニングで足にかかる負荷は体重の3倍の加重とのこと。
無理をすればすぐにどこか痛めるのは目に見えています。

20分程度のランニングは気持ちイイです。
ちょうど心拍数も上がってもっと走るぞというモードにカラダがなるころです。
ガンガン走っても良いのですが、そのくらいでちょうど止めるのちょうどイイです。

日の延びてきた夕方、海辺まで足をのばしてみると
砂浜にはランナーの姿もたくさんありました。

こんな贅沢を、ランナーのみんなは、ひそかにしていたんだなと思いました。
アクセクとストレスをためて残業したり、グダグダと飲みに行ったりしている人を尻目に
健康的なランナーは速めに帰宅して夕陽を見ながらランニングして
汗を流していたんだなあ。

走れないほどカラダを壊す前に気が付くことができて良かった。

これから密かな楽しみを増やすことができたのである。

  • B!