今月の英語多読記録(9)
- 図書館本(0冊)
- kindle (1冊):Sidney Sheldon”the other side of midnight”
- 今月の合計:1冊
- 今月の総語数:131,537語
- これまでの累計:142冊
- これまでの累計語数:432,055語
たった1冊で13万語。
先月1ヶ月の読書語数とほぼ同じです。
シドニーシェルダン、恐るべし。
この”the other side of midnight”はなかなか苦戦しました。
とあるHPで面白いと絶賛されていたのでシドニーシェルダン2冊目として挑戦しました。
しかし、スラスラ読める部分と意味のよく分からない単語が連発する部分との落差が大きく、これを100万語達成前に読むのはちょっと厳しいかなと感じました。
特に前半は後半の布石でもあるので冗長に感じあられます。
さらに、上流階級を舞台にしているため、過度な情景描写が多くなりがちで、それらの英単語の羅列が苦しかったです。
内容の方もシドニーシェルらしいハラハラドキドキで次の章が気になって途中でやめられないという感じがありませんでした。二人の女性を交互に章ごとに表現していくので、そのたびにブチっと切れてしまう感じです。
我慢して読んでいくと後半に小気味の良い展開が待っていますが、そこまでが長いです。
どうしてこの本があるHPでは「一番」と薦められているのかワタシには疑問です。
なぜこんなにも評価が分かれ読みにくいのかなあと思い、YLレベル(読みやすさレベル)を調べたところ、”the other side of midnight”のYLレベルは「6.0~8.5」と評価者によって幅がかなり広いことが分かりました。
このように読みやすさレベルさえも安定していない本は、英文多読初心者には向かない本であると思いました。
ワタシにはちょっとまだ早かったようです。
ちなみに前回読んだ”If Tomorrow Comes”がYL6.0でした。そのため、”If Tomorrow Comes”は読みやすかったのだと思いました。
改めてYLレベルは大切だなと思いました。
今回の苦労を経てもう一度自分自身の「レベル」を客観的に見直す必要性を感じました。
ワタシの今のレベルだと「YL4~5くらいがスラスラ読めて楽しいレベルである」と思います。
そんな苦しい英文も、kindleなら割と簡単に読んでいくことができることも分かりました。
いちいち辞書を手にするまでもなく、単語にタッチするだけで辞書がポップアップするのはやはり楽でストレスがありません。
また、字が大きくできるのは老眼がはじまったワタシには、最高です。
ハズキルーペをカッコ悪くかけて読むよりは、字の大きなキンドルでスラスラ読む方が良いと思いました。
キンドル。
手放せません。